合同会社キークラウドコーポレーションは、このたび次の2つの支援を始めました。
- 自工会・部工会チェックシート 対応状況の診断・助言
- SCS評価制度(★3・★4)の準備支援
対象は、静岡県内を中心とした製造業の皆さまです。とくに、専任の情報システム担当者がいない会社を想定しています。担当するのは、国家資格「情報処理安全確保支援士」の登録者(登録番号 第〔 〕号)です。
※制度に関する記載は、2026年10月8日時点の公表情報にもとづいています。
目次
こんなお困りごとはありませんか
- 取引先から「自工会・部工会のチェックシート」が届いたが、設問の意味が分からない
- 総務や経理の担当者が、ITの管理も兼ねている
- 昨年は何とか回答したが、根拠を聞かれると答えられない
- 「できている」と答えてよいのか、判断に迷う項目がある
- 「SCS評価制度」という言葉を聞いたが、自社に関係があるのか分からない
- 自工会の対応は進めてきたが、SCSで何が追加で必要になるのかを知りたい
一つでも当てはまる場合は、お役に立てます。
サービス1 自工会・部工会チェックシート 対応状況の診断・助言
届いたチェックシートに、事実に沿って答えられる状態をつくる支援です。
日本自動車工業会(自工会)と日本自動車部品工業会(部工会)は、「自動車産業サイバーセキュリティガイドライン」にもとづく自己評価と結果の提出を、毎年度呼びかけています。2026年度分は、提出方法が9月1日に、説明会資料が9月16日に公開されました。チェックシート(V2.3)は37の要求事項・153の達成条件からなり、レベル1からレベル3に分かれています。
支援の内容
- ヒアリング(半日) 現在の対策の状況を、設問に沿って担当の方からうかがいます。保守をお願いしているITベンダー様の同席も歓迎します。
- 診断報告書の作成 設問ごとに「推奨する回答」と「その根拠」をまとめます。根拠には、どの規程・どの設定にもとづくか、どなたに確認したかを記します。
- 不足の洗い出し 「できている」と答えられない項目について、何が足りないか、どこから手を付けるかを整理します。
お渡しするもの
- 診断報告書(設問ごとの推奨回答と根拠)
- 対応が必要な項目の一覧と優先順位
- SCS評価制度★3の評価基準との対応(該当する番号を併記)
チェックシートへの転記と提出は、お客様ご自身の名義で行っていただきます。
サービス2 SCS評価制度(★3・★4)の準備支援
2027年3月に予定されている申請受付の開始に向けて、いまの対策と評価基準との差を明らかにし、埋めていく支援です。
SCS評価制度(サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度)は、経済産業省などが方針を定め、IPA(情報処理推進機構)が運営する任意の制度です。企業の対策の状況を★の段階で示し、取引先との間で確認しやすくすることを目的としています。
| 段階 | 位置づけ | 確認の方法 | 評価基準 | 有効期間 |
|---|---|---|---|---|
| ★3 | 全てのサプライチェーン企業が最低限実装すべき対策 | 専門家の確認を受けた自己評価 | 81件 | 1年 |
| ★4 | 標準的に目指すべき対策 | 評価機関による第三者評価 | 153件(★3の81件を含む) | 3年 |
★5は今後検討される予定です。
制度の今後の予定(IPA公表)
| 時期 | 予定されていること |
|---|---|
| 2026年10月下旬 | 評価用ガイド等の公開 |
| 2026年12月下旬 | 評価機関・研修事業者等の指定と公表 |
| 2027年1月以降 | SCSセキュリティ専門家の登録と公表 |
| 2027年3月 | ★3・★4の申請受付開始 |
支援の内容
- 読み替え診断 回答済みの自工会チェックシートをお預かりし、SCSの評価基準に1件ずつ対応づけます。「そのまま使える」「対策はあるが記録や台帳の形になっていない」「SCSで新たに必要」の3つに分けてお返しします。
- 現地確認 事務所や工場でPC・サーバー・ネットワーク機器の実物を確認し、IT資産の台帳やネットワーク構成図を整えます。
- 規程・台帳・記録の整備 ★3は専門家の確認を受ける自己評価のため、規程に加えて台帳や実施記録が求められる見込みです。不足している文書を、実態に合わせて一緒に整えます。
- ★4に向けた準備 自工会のレベル2以上に取り組んでいる会社向けに、第三者評価に向けた準備をお手伝いします。
★3で必要となる「専門家による確認」については、専門家の登録が2027年1月以降に始まる予定です。確認を担当する専門家に関するルールが公表されましたら、あらためてご案内します。
自工会チェックシートとSCS評価制度の関係
自工会チェックシートへの対応は、その多くがSCS★3の準備を兼ねます。ただし、レベル1を達成していれば★3も満たす、とは言えません。
| 項目 | 自工会・部工会ガイドライン | SCS評価制度 |
|---|---|---|
| 対象 | 自動車産業に関わる企業 | 業種を問わない |
| 段階 | レベル1〜3 | ★3〜★5(★5は今後検討) |
| 確認の方法 | 自己評価 | ★3:専門家の確認を受けた自己評価/★4:第三者評価 |
| 項目数 | 153の達成条件(V2.3) | ★3:81件/★4:153件 |
| 頻度 | 毎年度 | ★3:1年ごと/★4:3年ごと |
当社では、SCS★3の評価基準81件と、自工会チェックシートV2.3のレベル1(50件)を1件ずつ照合しました。
| ★3の評価基準81件の内訳 | 件数 | 意味 |
|---|---|---|
| レベル1に、ほぼ同じ内容または趣旨が対応する項目がある | 53件 | レベル1の取り組みを生かせる |
| レベル1と一部だけ重なる | 17件 | 追加の対応が必要 |
| レベル1に相当する項目がない | 11件 | 新たな対応が必要 |
相当する項目がない11件は、ファイアウォールの設定、多要素認証、パスワードの保管、ログオン試行回数の制限など、技術的な対策に集まっています。
そこで当社は、自工会チェックシートの診断報告書に、SCSの評価基準の番号をあらかじめ併記します。チェックシートへの回答が終わった時点で、★3までに何が残っているかが分かります。
※この照合は、両資料の文言と段階の定義を当社が突き合わせたものです。IPA・経済産業省・自工会・部工会の公式見解ではありません。SCSの評価用ガイドが公開されましたら見直します。
ご支援の流れ
- ご相談(30分程度) 届いているチェックシートの種類、提出期限、お困りの点をうかがいます。訪問・オンラインのどちらでも構いません。内容をうかがったうえで、お見積りをお出しします。
- 秘密保持契約の締結 チェックシートの回答や社内の資料は機密情報です。お預かりする前に契約を結びます。
- ヒアリング(半日) 設問に沿って、現在の状況をうかがいます。
- 診断報告書のお渡し ヒアリングから〔 〕営業日以内にお届けし、内容をご説明します。
- お客様による転記・提出 報告書をもとに、お客様ご自身でチェックシートに記入し、取引先へ提出していただきます。
- 次の一歩のご提案(ご希望の場合) 不足していた項目への対応や、SCS★3に向けた読み替え診断をご案内します。
料金について
料金は、ご相談の内容をうかがったうえで、個別にお見積りします。ご検討の目安として、参考価格を掲載します。
| メニュー | 内容 | 参考価格(税別) |
|---|---|---|
| 自工会・部工会チェックシート 対応状況の診断・助言 | 半日のヒアリング、診断報告書、不足項目の一覧 | 8万円〜15万円 |
| SCS★3 読み替え診断(書面) | 自工会の回答をもとにした、★3との差の一覧 | 15万円程度 |
| SCS★4 読み替え診断(書面) | 自工会の回答をもとにした、★4との差の一覧 | 25万円程度 |
| 現地確認つき診断 | 読み替え診断に、現地でのIT資産・ネットワークの確認を追加 | 28万円〜40万円 |
※参考価格は標準的な場合の目安です。拠点の数、機器の台数、資料の整備状況によって変わります。
規程や台帳の整備、技術的な対策の設定支援は、診断の結果をもとにお見積りします。
なお、SCS評価制度の登録にかかる制度側の料金は、★3が1年分で1万円(2028年4月以降の申請は2万円)、★4が3年分で6万円です(税込。IPA公表)。
当社がお約束していること
- 事実と異なる回答はおすすめしません。 「できている」と答えられない項目は、そのままお伝えします。そのうえで、どうすれば答えられるようになるかを一緒に考えます。
- 提出はお客様の名義で行っていただきます。 当社がお渡しするのは、推奨回答と根拠をまとめた診断報告書です。内容をご確認いただいたうえで、お客様ご自身がチェックシートに記入し、提出します。
- 不安をあおるご案内はしません。 SCS評価制度は任意の制度で、国が取引を規制するものではありません。特定の製品の導入が必須とされているわけでもありません(経済産業省の注意喚起、2026年4月27日)。
- お預かりした情報を守ります。 秘密保持契約を結んでから資料をお預かりします。点検や確認の際、パスワードをうかがったり、お預かりしたりすることはありません。
- 公表された情報にもとづいてご説明します。 制度の内容はIPA・経済産業省・自工会の公表資料に沿ってお伝えし、当社の解釈にあたる部分はその旨を明記します。
よくあるご質問
Q. 社内にITに詳しい者がいません。それでも大丈夫ですか。
A. 大丈夫です。設問をかみくだいてお尋ねしますので、分かる範囲でお答えください。機器の設定など社内で分からない点は、保守をお願いしているITベンダー様に確認する形で進めます。
Q. 自工会のレベル1を達成していれば、SCS★3も満たせますか。
A. 重なる部分は多いものの、そのままでは足りません。当社の照合では、★3の81件のうち28件で追加または新たな対応が必要でした。詳しくは上の「自工会チェックシートとSCS評価制度の関係」をご覧ください。
Q. SCSの★を取らないと、取引に影響しますか。
A. SCS評価制度は任意の制度で、国が取引を規制するものではありません。どの段階を求めるかは、取引先ごとの判断になります。まずは、取引先から具体的な要請が来ているかをご確認ください。要請がまだない場合も、自工会チェックシートへの対応を進めておけば、その多くが★3の準備になります。
Q. 新しい機器やソフトを買う必要がありますか。
A. 評価基準を満たすために、特定の製品が必須というわけではありません。今ある機器の設定の見直しで足りる場合は、そうお伝えします。新たな導入が必要な場合は、お付き合いのあるITベンダー様と相談できるよう、必要な要件を整理してお渡しします。
Q. 自動車関連以外の会社でも相談できますか。
A. はい。SCS評価制度の準備支援は、業種を問わずお受けします。
Q. 対応している地域を教えてください。
A. 静岡県内は訪問でうかがいます。県外のお客様は、オンラインを中心にご相談ください。
お問い合わせ
ご相談の際は、届いているチェックシートの名称と提出期限をお知らせいただくと、話が早く進みます。
- 事業者名:合同会社キークラウドコーポレーション
- 担当:田中 庸介(情報処理安全確保支援士 登録番号 第 034632 号)
- 所在地:静岡県
